わたしは当時 IT従事者として働いていて開発経験は長かったけど、2013年某ITスクールにAndroidアプリ開発講座を受講しに通いました。
通った理由
◆当時は Eclipse開発環境 & Java での Androidアプリ開発が主流でローコードやノーコードなどの選択肢はなかった。
◆アプリ開発経験ゼロで独学するのにメンタル豆腐で自信がなかった。
◆システム開発での経験からプログラムを組んだり、SQLで DBを使ったコトがあるので、ITスクールのカリキュラムもついていけるかな…と。
という上記が主な理由です。
どうやってITスクールを決めたか
当時はオンラインで受講できる講座は少なくて、通いやすい大阪市内にある三つの ITスクールが候補となり、それぞれのスクールへ実際に足を運んで、直に様子を確認しました。
家だけでの学習だと気分転換するのが難しかったので、近所へ出て勉強というスタンスは意外とヨカッタかな…と。
わたしが気にしたポイント
どうせ ITスクールに通うなら … と わたしが気にしたポイントを列挙してみますね。
何が作れるようになるのか
アプリでどんなコトができるのかを知らないと何が作れるか判らないので、各講座のカリキュラムは隈なくチェックしました。
アプリをリリースできるようになるのか
Google Play でどうやって作ったアプリをリリースするのか判らなかったので、その部分が講座に組み込まれているかは重要視してました。
資格などが得られるのか
わたしが受講した Androidアプリ開発講座は ORACLE認定の Java資格を取得するようにカリキュラムが組まれていました。わたしは Androidアプリが作れるコトが優先事項だったので、狙っていたワケではないけど、資格は取れるに越したコトないな…と思いました。
受講時間はどれくらいか
期間が長ければイイ…というワケではないけど、時間が足らなくて判らないまま終わる展開は避けたかったので、なるべく時間に追われない受講スタイル…1年間カリキュラムの内容を復習し放題という形を選びました。自分のペースで進められるし、判るまで繰り返し受講できる映像ファイルを再生するスタンスも、1度に一気に理解できない わたしには合っていました。
時間割に合わせて通うのか、或いは自分でスケジュールを組めるのか
時間割が決まっていてる短期集中型か、自分でスケジュールがある程度決められる長期的な講座かで、自分の性格がドチラに向いているかと生活スタイルを考慮して、1年間受講できる講座に決めました。
途中で挫折しないか
Androidアプリ開発講座を受講する以上、できるコトなら やり遂げたいと思ったので、わたしのレベルでちゃんと付いていけるのかを慎重に見極めました。
就職斡旋はしてもらえるのか
すごく重要視はしてなかったけど、IT業界で全く仕事をしたコトがない人にとっては勝手も判らないだろうし、心強いだろうなあ…と思いました。結局わたしはITスクール修了後、すぐに以前の常駐先から SI案件を打診されたので、お世話になるコトはありませんでしたが…。
受講料は講座と見合っているか
費用は安いに越したコトはないけど、安かろう悪かろうという言葉もあるので、適正価格かどうか、他のITスクールの講座内容と値段を比較しました。
気になる受講料は…
正確な受講料は忘れてしまいましたが、たぶん…55万円くらい。決してお安くない学費で正直迷いましたが、確か教育訓練給付金が下りる講座で、10万円くらい割引があったのも手伝って、覚悟を決めたんですよね。
わたしはメンタル豆腐なので、ひとりで自走し続ける程強くないのは判っていたし、受講スケジュールがある程度は自分の都合で組めたのも、無事に完走できた要因の一つです。
大金と時間をかける以上は講座に付いて行けなくなって、途中で止めてしまう展開はできるだけ避けたかったので、自分が完走できるか見極めるのには時間をかけました。
受講してヨカッタか
ハッキリ言ってヨカッタですっ。
受講するまでは払った受講料は大金だし、完走できるか不安でしたが、判らない部分はチューターさんにすぐ聞けて解決できたし、Androidアプリを作る上でのイロハだけでなく、Javaについても触りだけでなく、時間をかけてしっかり勉強できました。
独学だったら、そこまで深くしっかり勉強しなかったと思うし、お金と時間をかけた甲斐は間違いなくありました。
修了後の就職斡旋は受けなかったモノのそういうサービスがあるというのは有難かったし、安心感がありました。今思い出しても悪くない ITスクールだったと思うのですが、わたしが修了した数年後に廃校となってしまい、紹介できないのが残念です…。
(『今でしょ!』が口癖の某先生がいらっしゃる塾の系列だったと思います…)
おわりに
受講料は決してお安くなかったけど、それに見合うだけのモノを ITスクールで得られたし、全く後悔していません。自分ひとりで勉強するのに不安があるのであれば、ITスクールを受講するのはアリです。
